Saturday, July 30, 2011

中国軍の電磁兵器人体実験 Human Experiments of Electromagnetic Weapons by Chinese Army Washington Times紙記事

Report: China building electromagnetic pulse weapons for use against U.S. carriers

Washington Times, July 22, 2011

According to the report, China conducted EMP tests on mice, rats, rabbits, dogs and monkeys that produced eye, brain, bone marrow and other organ injuries. It stated that “it is clear the real purpose of the Chinese medical experiments is to learn the potential human effects of exposure to powerful EMP and [high-powered microwave] radiation.”

[・・中国のこの医学的実験の目的が、電磁パルス兵器と強力マイクロ波による被ばくが人体へ及ぼす影響を解明することであるのは明らかだ。]

…the report said another explanation is that the Chinese tests may have been research “intended primarily for torturing prisoners,” or the tests may have been conducted to determine safety or shielding standards for military personnel or weapons.

[報告によれば、中国のこの実験は、もともと囚人を拷問する目的、あるいは武器、人員の安全・防護基準を定める目的のため研究されてきたのではないかと見られている。]

…“Less is known about the longer-term effects on personnel of this kind of radiation attack,” said Mr. Fisher, who is with the International Assessment and Strategy Center.

[この種の兵器による被ばくが及ぼす人体への長期的な影響については、まだわかっていないことのほうが多い・・]

Wednesday, July 27, 2011

That's Impossible「まさか!?」6-2(History Channel番組)

SF物語が現実になる、まさかと思われる話題や
科学技術を検証する番組That's Impossible「まさか!?」の第6話の第2部
(*第1部はこちら:http://gangstalking-crime-databease.blogspot.com/2011/01/thats-impossible_22.html

テーマ:「マインドコントロール」
脳波を送受信できる機械を使い、心で思うだけで
他人とコミュニケーションできる技術や
他人の思考を読むコンピューターなど、
マインドリーディングとマインドコントロール技術を見ていく。
(ユーチューブ・ビデオ “That's Impossible”  -- Mind Control その2)
video


  
【ナレーション大意】
ロボットアームを使いこなすこのサルは、ロボットアームが本物の腕のように思っているほど既にそれが自分の体の一部となっている。

科学技術によって心と機械の垣根が消えることは将来的にいろんなことに応用ができる。「超人的兵士」のようなものが登場し、テレパシー的なコミュニケーションで他の兵士や幕僚とつながって行動する。

あるいは頭の内側に直接コンセントを差し込む感じで(接続でき)、もうコンピュータースクリーンなど見る必要なくネットサーフィンできるようになる。未来のハッカーは我々の頭の中に侵入して人の秘密を盗んでいく。人々はメンタル・ファイヤー・ウォールのようなもので進入されないよう防御する。
また脳に埋め込まれたチップを通じ頭で思っただけで携帯メールが送れる。いや、チップさえ必要なくなる。そんな時代が近づいているようだ。

ある企業はインプラント手術の必要もなく、持ち運びでき、あなたの思考に介入できる装置を既に製造した。カラハン氏が開発した、脳が発する電気信号を読み取るセンサー「オーディオ」がそれだ。脳は言語を話す活動を総括する中枢器官だが、「言葉をしゃべる」というのは、要するに脳内の思考が神経を伝達する信号として声帯器官に送られた後、言葉に変換されることをいう。話すことができなくなった人のために開発された「オーディオ」は脳から伝わってきたパルスが電気信号を発する声帯部分に皮膚の上から巻くだけでよい。例えば頭で「オレンジ」という言葉を発しようと想念するだけで、喉頭を失った人でも、「オーディオ」は脳からの神経伝達信号を拾い解読し言葉にして「オレンジ!」としゃべってくれる。

「オーディオ」の驚くべき思考解読機能はさらに応用され、言葉を発しなくても車椅子が操縦できるようになった。頭で「動け」と念じるだけで、脳が生じた電気信号をコンピューターが解読し、それに接続された車椅子を動かせる。発進、停止や動かしたい方向を車椅子に指示するのに、物理的に何にも触れなくてよいことを除けば、ジョイスティックを使って操縦するのと変わらない。

“思考盗聴”も可能な「オーディオ」の高い性能を実証するためカラハン氏は、ありえないようなとっておきの実験を見せてくれる。実際に声を出さずに、想念だけで電話の会話をしようというのだ。もし見事、うまくいけば我々の社会は『すばらしい新世界』(Huxleyの小説)に突入する。

(挿入CG:後ほど、脳に直接「声」をビームしマインドコントロールすることで(兵士に銃を捨てさせるなど)人を操る米空軍の極秘の新兵器をご紹介します。

さてカラハン氏は我々の“思考”を“盗聴”もできる装置を開発したが、その技術をデモンストレーションするため、アシスタントが念じるだけで電話の会話をしてみせる。まずアシスタントが頭に思い浮かべた語句を、ノートパソコンにプログラミングして短縮ダイヤルにする。このプログラムされた語句を想念のみによって選び、声帯を動かすことなく電話をかけるのだ。
[呼び出し音]カラハン氏「もしもし」--
アシスタントが“想念”を送る:“ヤー、マイケル、ゲンキ?--
パソコンが起動&パソコンから音声「やあ、マイケル、元気?」--
カラハン氏「うん元気だよ、そっちはどう?」--
アシスタントが再び“想念”を送る:“(電話を発明した)ベルノ サイショノデンワ・・” --
パソコンから実音声かぶさる「ベルの最初の電話のセリフ知ってる?」--
カラハン氏「うん知ってるよ」
アシスタントの想念:“マイケル、キテクレ・・ --
パソコンから実音声がかぶさる「マイケル、来てくれ!顔が見たいんだよ!」

(カラハン氏は、このテクノロジーは自分が話そうとする意志がなければ使えないと言っているが)もし他人が我々の同意なく、思考を解読する装置が存在しているとしたらどうなるだろう?

Sunday, July 24, 2011

Finland首席医務官Kilde医学博士の論文

Microchip Implants, Mind Control, and Cybernetics

By Rauni-Leena Luukanen-Kilde, MD
Former Chief Medical Officer of Finland
December 6, 2000
英文抜粋(*コメント欄に全文の邦訳あり)

Using a remote monitoring system (RMS), a land-based computer operator can send electromagnetic messages (encoded as signals) to the nervous system, affecting the target's performance.  With RMS, healthy persons can be induced to see hallucinations and to hear voices in their heads.
Every thought, reaction, hearing, and visual observation causes a certain neurological potential, spikes, and patterns in the brain and its electromagnetic fields, which can now be decoded into thoughts, pictures, and voices.  Electromagnetic stimulation can therefore change a person's brainwaves and affect muscular activity, causing painful muscular cramps experienced as torture.
[RMSを使って電磁気的なメッセージ(電気シグナルとして暗号化されたもの)を神経システムに送り込むことができる。このRMSによって健康な人でも(人工的な)幻覚を見せられ、頭の中で音声を聞かされる。
現在、それを思考、画像、音声として解読することが可能である。電磁気的な刺激は人の脳波を変えることができ、筋肉の活動に影響を及ぼしたり、拷問のような筋肉の痛みを引き起こすこともできる。]

The NSA's electronic surveillance system can simultaneously follow and handle millions of people...
S/he can be manipulated in many ways.  Using different frequencies, the secret controller of this equipment can even change a person's emotional life.  S/he can be made aggressive or lethargic.  Sexuality can be artificially influenced.  Thought signals and subconscious thinking can be read, dreams affected and even induced, all without the knowledge or consent of the implanted person.
[NSAの電子監視システムは同時に数百万もの人々を追跡し、操ることができる。
彼らは、さまざまな方法で操られ得る。この装置を秘密裡に操る者達は色々な周波数を使うことによって人間の生活上の感情さえも変えてしまうことができる。彼女/彼は積極的もしくは無気力にされ得る。性行動も人工的に変化させることができる。思考の徴候や無意識的な思考までも解読でき、夢に干渉したり誘導することさえもできる。これらはすべて本人の知らぬ間に、同意なく行なわれる]

 Mind control techniques can be used for political purposes.  The goal of mind controllers today is to induce the targeted persons or groups to act against his or her own convictions and best interests.  Zombified individuals can even be programmed to murder and remember nothing of their crime afterward.  Alarming examples of this phenomenon can be found in the U.S.
[マインドコントロールのテクニックは政治的な目的のために使用できる。今日のマインドコントローラーの目的はターゲティングされた人々または集団が自分らの信念と最善の利益に反した行動をとるよう誘導することである。ゾンビ化された人は殺人を犯し、その後、犯罪の記憶を全く残さないようプログラムされる。こういったおぞましい例が米国内で見られる。]
This “silent war” is being conducted against unknowing civilians and soldiers by military and intelligence agencies.  Since 1980, electronic stimulation of the brain (ESB) has been secretly used to control people targeted without their knowledge or consent.  All international human rights agreements forbid nonconsensual manipulation of human beings — even in prisons, not to speak of civilian populations. 
[この沈黙の戦いは軍と諜報機関の手によって何も知らない一般人と兵士に対して行われている。1980年以降、脳の電子的な刺激(ESB)が、ターゲットとされた人々の理解もしくは同意なしに彼らをコントロールするべくひそかに使用されるようになった。全て国際的な人権条約は民間人はもとより、刑務所の囚人に対しても同意なく人体を操作することを禁じている。]
Under an initiative of U.S. Senator John Glenn, discussions commenced in January 1997 about the dangers of radiating civilian populations.  Targeting people’s brain functions with electromagnetic fields and beams (from helicopters and airplanes, satellites, from parked vans, neighboring houses, telephone poles, electrical appliances, mobile phones, TV, radio, etc.) is part of the radiation problem that should be addressed in democratically elected government bodies.

[米国のジョングレン上院議員のイニシアティブの下、一般市民の集団が被ばくする危険性に纏わる議論が19971月から始まった。電磁場とビーム(それはヘリコプター、飛行機、衛星、駐車されたバン、近所の家、電柱、電気機器、移動電話、TV、ラジオ、その他から照射されている)による人間の脳への攻撃は民主主義的に選出された議会政府に提出されなければならない放射能問題の一部である。]

In addition to electronic MC, chemical methods have also been developed.  Mind-altering drugs and different smelling gasses affecting brain function negatively can be injected into air ducts or water pipes.  Bacteria and viruses have also been tested this way in several countries.
[電子的なマインドコントロールに加えて化学的な方法もまた開発された。心を変容させる薬物と匂いの異なるガスは脳の機能に悪い影響を及ぼすことができる。それらはエアダクトもしくは水道管から注入することができる。また数カ国においてバクテリアとウイルスがこの方法を使ってテストされた。]
One reason this technology has remained a state secret is the widespread prestige of the psychiatric Diagnostic Statistical Manual IV produced by the U.S. American Psychiatric Association (APA) and printed in 18 languages.  Psychiatrists working for U.S. intelligence agencies no doubt participated in writing and revising this manual.  This psychiatric "bible" covers up the secret development of MC technologies by labeling some of their effects as symptoms of paranoid schizophrenia.

[この技術が未だ機密にされたままである理由の一つは、精神医学用の診断統計マニュアルIV(DSM)が広く信頼されているからである。このマニュアルはアメリカ精神医学協会(APA)によって作成され、18カ国で出版されている。米国の諜報機関のために活動している精神科医達は、間違いなくこのマニュアルの執筆とその修正に関与していた。マインドコントロール技術によって生じた影響を、妄想型の統合失調症の症例としてレッテル貼りすることで、この精神医学の「バイブル」は、秘密裏に開発されているマインドコントロール技術の隠蔽を行なっている。]

Victims of mind control experimentation are thus routinely diagnosed, knee-jerk fashion, as mentally ill by doctors who learned the DSM “symptom” list in medical school.  Physicians have not been schooled that patients may be telling the truth when they report being targeted against their will or being used as guinea pigs for electronic, chemical and bacteriological forms of psychological warfare.

[従ってマインドコントロール実験の犠牲者達は通常、医大でDSMの症状リストを学んだ医師達によって自動的に精神病であると診断される。“患者”たちが、自分が同意もなしに監視の対象にされているとか、もしくは自分が心理戦争の為の電子的、化学的、細菌学的な実験の人間モルモットであると報告する場合、彼らは真実を話している可能性があるということを医師らは教育されていない。]

Quoted from
the 36th-year edition of the Finnish-language journal SPEKULA (3rd Quarter, 1999). 


(抜粋の元訳修正 担当 n )

Thursday, July 21, 2011

遠隔操作で探り、思考や感情を更新する "Controlling the human mind"

Begich, N. (2006). Controlling the human mind: The technologies of political control or tools for peak performance. Anchorage, Alaska: Earthpulse Press.

1975年には、< 心臓、脳、肺などの器官から放出される微弱な磁場の測定法が開発され、身体の異常を診断する重要かつ新しい方法が生まれつつあった > という。
 この知識を活かし、最新技術の導入を容易にするために磁場を利用して、周波数コードを解明、適用すれば、狙った特定の器官にだけ効果を与えることができる。
 1995年、脳信号をとらえて解読するシステムが開発された。なかには人の脳に刺激を与える変換器もあった。脳波信号を記録する脳波変換器、および、脳に与える刺激を操作して同調させるコンピューターである。同時に、このシステムは脳波信号を記録し、概念、知覚、感情などの思考別信号モデルを使って解釈したり、あるいは、概念、知覚、感情に内在する脳機能不全の根源を診断し、その位置を特定するために正確な脳波信号と比べたりできる。要するに、脳活動を他人と比較して心理状態を読み取り、その情報をもとに新たな信号を作って送り返し、視覚や感情を修正することができるのだ。
 1996年、ジョージ・オーウェル流の最新技術が登場した。人間の感情に関与する情報の遠隔操作である。

< あらかじめ設定された周波数と強度を持つ波形エネルギーを発生させ、遠くにいる対象者にワイヤレスで送信する。対象者から発生する波形エネルギーは、自動的に探知、分析され、感情に関与する情報を引き出す。血圧、心拍数、瞳孔のサイズ、呼吸数、発汗レベルなど、生理学および物理学的パラメーターを計測して基準値と比較し、生体反応や、安全を脅かす犯罪の意思があるかどうかを評価するための有益な情報を入手する >

 この技術を利用すれば、対象者の内部感情を可能なかぎり引き出し、今後の行動が予測可能となる。ある人間の表面的な態度の壁を突き抜け、直接脳に入り込み、何を考えているのか見抜く事ができるのだ。
 1991年、脳波を希望の周波数に変える方法が特許を取得した。1975年の特許も似たような技術を論じており、その装置と用途は以下のとおりだ。

< 対象者から離れた位置で脳波を探知し、同時にそこから異なる周波数の二つの電磁信号を対象者の脳に送信する。この信号が相互に干渉しあい、対象者の脳波によって変調された波形が生まれる。脳波活動の代表的干渉波形は、脳から受信機に再送信され、復調、増幅される。復調した波形は視覚確認するために画面表示され、さらに処理、解析するためにコンピューターに送られる。また、復調した波形は、脳の電気活動を希望どおり変化させるため、脳に戻す補正信号を作る際に利用することもできる >

 簡単に言えば、脳の活動を、「人間の感情、思考能力、知的様式」を読み取るために解析するのだ。第二の信号を作って脳に戻せば、本来の信号を制して脳のエネルギーパターンを変えることができる。これは「脳の同調」と呼ばれ、意識の変化をもたらす。また、直接的な「記憶移送」技術にもつながるだろう。この種の技術が持つ有益な本質には利用法がたくさんある。世に言われているとおり、大事なポイントは、技術を誰が管理するのか、どんな目的で使うのか、である。(P.149~P.151)

「電子洗脳 あなたの脳も攻撃されている」
ニック・ベギーチ博士 著

『狙いをつけた人物に「頭の中の声」を聴かせる技術』"Controlling the human mind"

Begich, N. (2006). Controlling the human mind: The technologies of political control or tools for peak performance. Anchorage, Alaska: Earthpulse Press.

 これから取り上げるのは途轍(トテツ)もなく重要な問題だ。遠方から信号を送り、相手が理解できる特定の音、声などの情報を脳に伝えることは可能だろうか? 狙いをつけた人物だけが「頭の中の声」を聞き、他の誰にも聞こえない方法で音声を送ることは可能だろうか? 離れた場所にある電磁装置を使って人の感情を変えることは可能だろうか?
 いずれの質問にも私は明確に答えられる。イエスだ! 最先端科学の現状をつぶさに見れば、最も楽観的な予測さえ飛び越し、今現在、機能しているのだ。
 軍が公開した文書でさえ、これらの技術は実現可能だと記されている。それどころか、一連の実験、特許、独自の研究を検証すると、現在すでにそうした技術が存在することを裏付けている。(P130)

「電子洗脳 あなたの脳も攻撃されている」
ニック・ベギーチ博士 著

Friday, July 15, 2011

『チェンジリング』(Changeling)

    2008年のアメリカ映画クリントイーストウッドアンジェリーナジョリーを主演に迎え、1920年代のロサンゼルスで実際に発生したゴードンノースコット事件の被害者家族の実話を元に映画化

あらすじ:
1928ロサンゼルス。シングルマザーで、電話会社に勤務するクリスティンの息子、ウォルターが姿を消す。クリスティンは警察に捜査を依頼し、その5ヵ月後、警察からウォルターを保護したと朗報が入った。喜ぶクリスティンだったが、再会した息子は全くの別人だった。警察にそのことを主張すると、彼女は「精神異常者」として精神病院に収容されてしまう。この事件の背後には当時のロサンゼルス市警察の恐るべき体質が隠されていた。
(Wikiより)

実際に起きた事件:
ウォルター・コリンズ(当時9歳)は1928310ロサンゼルスの自宅から行方不明になっており、全米の注目を集めていた。ロサンゼルス市警察は5ヵ月後にイリノイ州でウォルターを「発見」し、母親のクリスティンに引き渡した。しかし発見された少年は、成長期であるにもかかわらず身長が低くなっているなど、明らかにウォルターではなかった。そのため別人であるとクリスティンは歯の治療記録を根拠に主張していた。
しかしロサンゼルス市警察はクリスティンの訴えに取り合わないだけでなく、彼女を「警察が認定した事実を認めない異常者」として精神病院(ロサンゼルス郡立病院精神科閉鎖病棟)に強制入院させた。だが・・ウォルターが殺害されていたことが明らかになり、クリスティンは退院する。
・・この異常な展開により、警察の逆鱗に触れた者は異常者と決め付け精神病院送りにするという当時の市警察の腐敗体質が暴露された。
(Wiki: ゴードンノースコット事件Gordon Northcott)

*なおクリスティンは、精神病のでっちあげを行なった悪徳警官と悪徳精神科医を訴え勝訴した

Wednesday, July 6, 2011

養老孟司『真っ赤なウソ』

      「人間の権力欲」・・・人を自分の思うようにしたいという、そんな欲望はだれでもあるんじゃないですか。
面白いもので、食欲とか性欲とかいうものは、いったん満たされるとすっと消えますね。腹いっぱい食べて、「もっと食いてえ」って言う人はいないんで、自然にブレーキが掛かる。ところが、お金とか権力とかにはブレーキが掛かってこないんです。
      ・・・イラクに駐留するアメリカ軍が、アブグレイブ刑務所で起こしたイラク人捕虜への残虐行為が話題になっています。たかだか20歳くらいの女の兵士が煙草をくわえ、笑いながらイラク人収容者の裸を指したり、首に皮ひもをつけて、まるで犬のように扱っているという状況です。あれは自分が権力者という立場にあるということに本人はまったく気付いていない。あの女性兵士は庶民という感覚のままでやってるんですよ。
      ・・・あのような行為は一般庶民が権力的な立場に置かれたときに起こすことです・・・一番おかしなことは、みんなが庶民だということ。みんなが庶民であると、ひょっとした瞬間に、特権的立場になってしまうことがあるんです。人は状況によって権力者にもなるんです。
    ・・・普段はおしとやかな奥さんが、いざ車を運転し始めると、他の車に悪口雑言を浴びせたり、歩行者に対しても、とんでもないことを平気で言ったりする。・・車のひき逃げ事件なども・・・特権意識の典型的な例です。
そういうときの人間の行為の特徴は、やってしまってから逃げることです。
P.P.174-177)
         cia torture in iraq tv3 nz

<衆生救済と医者について>

      (政府などが)先端医療に、どんなにお金をかけたって、おそらく一般の人の幸せは増えることはない・・・(予防医学など)のほうが、はるかに大切なんですが、医者はそういう評価をしないんです。医学の場合には一般に向けていいことをしても、医者は評価されません。医者は医者の領分でものを考えて、自分の損得でものを考えるんです・・・一人一人の患者の面倒を見るより・・(そのほうが)得ですから。
(p.140)


<真実は「やぶの中」について>
     最近の例で言えば、イラクで二人の日本人外交官が殺されました。『週文春』が、あれは「米軍の誤殺だ」という報道を流した・・が、本当はどうか全くわからない。・・あのタイミングで日本人がイラクで殺されれば、自衛隊のイラク派兵にとっては、はなはだ都合がいいんじゃないかと思う・・イラクの人を使って殺させたっていう筋書きだって考えられますから・・常に真相はやぶの中なんです。
      イギリスのダイアナ妃の暗殺事件だってまったく同じ。・・・私が、西洋的な社会がある意味で嫌いなのは、そこなんですよね。非常に政治的に動く。しかも事件まで起こす。ケネディ大統領がなぜ殺されたか、いまだに分からない。どうやら真相に近付いたに違いないというのは、それに近い証人が次々に殺されていく事実で分かる・・そういう社会なんです、彼らの社会は
(p.80)