Sunday, February 28, 2016

加藤 久雄 『人格障害犯罪者に対する刑事制裁論』

―確信犯罪人の刑事責任能力論・処分論を中心にして


Katō, H. (2010). Jinkaku shōgai hanzaisha ni taisuru keiji seisairon: Kakushin hanzainin no keiji sekinin nōryokuron, shobunron o chūshin ni shite. Tōkyō: Keiō Gijuku Daigaku Hōgaku Kenkyūkai.

高学歴のエリートと言われた者達は、拝金主義・出世主義に溺れ、経済犯罪やホワイトカラー・ブルーカラー犯罪に走り、その大人達の鑑である子供達は、「繁栄の落し子」として、遊ぶ金ほしさに、「いじめ」や恐喝、万引あるいはエピソード非行や遊び型非行・犯罪が増加した。(p.8)

「強制入院の正当化根拠」には・・・医師2名の医学上の判断だけでは、強制的な自由剥奪の正当化根拠としては根拠薄弱といえよう。
また、都道府県知事の行政裁量による自由剥奪を伴うような強制処分(措置入院)には、医学上の根拠だけでは、憲法13条(個人の尊重・幸福追求)、18条(奴隷的拘束及び苦役からの自由)、31条(法的手続きの保証)、32条(裁判を受ける権利)、・・・34条(不拘禁に対する保障)などの諸条文に違反するおそれがある。また、場合によっては、例えば、「不法に人を逮捕し監禁した」場合には刑法220条の「逮捕及び監禁罪」になるし、「脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した」場合には刑法223条の「強要罪」に該当する場合もありうる。

・・・しかし、大谷教授は・・・「精神障害者の犯罪を防止すること自体が保護の一種であるとも考えられるのであるから・・・強制入院の反射的な利益として社会の安全が守られるのだと考えるべきであろう。」としておられる。(p.153)

 北九州医療刑務所は・・・法務省矯正局が作成した「性犯罪者処遇プログラム」の一部を活用し、独自に、精神科医師・心理職・教育担当職員によって指導を実施している。
 知的障害のレベルにある者には、「認知行動療法」の技法を用いたプログラムの理解が困難なため、現在、同施設で実施している対象者は狭義の精神障害のない初犯の受刑者に限られているが、彼らもある意味では性嗜好異常を病む病者である。(p.193)

2 comments:

n said...


「日米の精神科医が生き残りたければ、今なすべきこと」

民度の高い欧州ではすでにイタリアで精神病院が完全廃止、
イギリスでも全廃が検討されているのを
よく勉強されている方は、ご存知だろう。

権力者たちの権力争いや弾圧の道具としての「精神病」を精神科医たちが
常に捏造しつづけてきた事実を考えれば、むしろ遅きに失した感さえある決断だ。

時代の流れに対し、トラック競技でいえば「周回遅れ」をとっているともいえる
日米の精神科医がこれから廃業の憂き目にあわない道が残っているとすれば、
電磁的思考操作などで既に大量に発生してしまった
集団ストーカー/ガスライティング犯罪者たちという精神・人格の障害をきたし
変態となった大衆を一網打尽に強制入院させることができるよう
法改正に動くことだろう。

 自分らの利権確保のためなら、患者の利益などさておいて
露骨に立法に影響行使してきた医師会なら、
本気になればそれくらい不可能でもないだろうし、
プライバシー窃盗やストーキング、嫌がらせがやめられなくなった大衆を
「窃視症」や「変態」「サイコパス」として「治療」に乗り出せば
その夥しい数からしても格好の金ヅルになる。


本物の人格障害者はそもそも病識がないため当人らに自覚はないだろうが
政治家や警察官僚、マスコミ商売人、 はては精神科医自身のなかにも
強制入院の対象に含まれる者がでてくることになるであろう。
彼らが 芋づる式に雁首そろえて「病床に就く」姿は
人格障害治療の最先進国として世界の話題をさらうに違いない。

テクノロジー犯罪や集団ストーカー犯罪の被害者を
精神病にでっちあげる犯罪行為と違い、集団ストーカー犯罪者という
本物の人格・精神障害者を治療するのだから、うしろめたさとも無縁なはずだ。
欠けているのは人間として正しい行いを実行する諸兄の勇気だけだ。

さあ、正義を行使でき悪人も救え、医者諸君の大好きなゼニ儲けもできる一石三鳥のこの法案
いかがだろうか


『拝啓 ギャングストーカー犯罪者の皆様』
~カリフォルニアからの伝言 "Dear COINTELPRO Criminals"所収

n said...

編者註:

高学歴のエリートと言われた者達は、拝金主義・出世主義に溺れ、経済犯罪や[集団ストーカー犯罪を含む]ホワイトカラー・ブルーカラー犯罪に走り、その大人達の鑑である子供達は、「繁栄の落し子」として、遊ぶ金ほしさに、「いじめ」や恐喝、万引あるいは[集団ストーカー犯罪を含む]エピソード非行や遊び型非行・犯罪が増加した。

「[催眠強姦や公金横領、集団ストーカー犯罪がやめられない反社会性人格障害等を含む]精神障害者の犯罪を防止すること自体が保護の一種であるとも考えられるのであるから・・・[催眠強姦や集団ストーカー犯罪がやめられない人格障害者などを保護する]強制入院の反射的な利益として社会の安全が守られるのだと考えるべきであろう。」